@SchizghoeBillyをフォロー ツイート ブログ 失業とiPhoneと悔恨の日々: 四谷ゼミナールに行ってみた

2009年11月21日土曜日

四谷ゼミナールに行ってみた

エントランスにあったクリスマスツリー

2009年11月19日、雇用保険給付期間3分の1消化を前にして失業ビリーは予備校に見学に行った。

失業保険をもらいながら職業訓練学校に通うには給付期間が3分の1残っていなければならないが、正確に言うと3分の1を残した時点で入学日を迎えていなければならないのだ。その前に申し込みや試験・面接などを済ませなければならないので、11月26日がその期限である私は、今の時点ですでに職業訓練学校には通えないことが確定してしまっている。

そこで祖父の代から営んでいる家業を継ぐことも選択肢に入れることにした。ただそのためには、大学在学6年が条件の国家資格を取る必要があるのである。そこで一応新聞広告によく出ているこの予備校に見学にいってみることにしたのである。

本降りの雨の中で掛けて行った割には、なかなか興味深い話が聞けた。

当初父親が卒業した大学の募集要項を取り寄せたところ、一般入試の他に後継者優遇入試や社会人入試・学士編入試験などの特別枠があり自分はどれに当たるのか迷って大学に問い合わせてみたのだが数回電話をかけてみてもラチがあかなかった。入試の種類に寄って必要な書類も違ってくるので当惑しているうちに特別枠入試の出願期間が過ぎてしまった。

そんな話を面談で説明したのだが(四谷ゼミナールでは説明面談をカウンセリングと呼んでいた)、それにもいろいろ理由があるらしいことがわかってきた。
まず、特別入試枠自体がかなり人数が少ないということだ。
例えば学士編入で採る学生は募集要項では”若干名”と書いてあるだけだったが、実際には1人かそこらへんらしい。
大学の偏差値自体は東京大学よりは大分下だが、全国的にこの学部を設けている大学自体が少ないので倍率が上がり、従って超難関になっているらしい。
ちなみに東京大学に学士編入などの制度はなく、センター試験から始まって一般入試で1年生から始めなければならないそうだ。
「今回の一般入試は受験しようかどうか悩んでいるんですが…7月から失業してその時から受験勉強を考えていればもしかしたら受かるかもとも思ったんですが(大風呂敷)、近所の病院で早期老化症を疑われて検査に引っ張り回されて何もしていなかったもんですから」と質問すると

「受からないにしても受験はしておいた方がメリットがあると思いますよ。
来年特別枠で受験するにしても、前の年の一般入試を受けていたといないとでは大学側の印象が違ってくる可能性もありますから。
後継者を理由に受験をするのは大学側としてもメリットがあるんですよ。まず身元が確かだし、国家資格を取ったら確実に業界団体のメンバーになる確証がありますから。
人脈を頼って受験することは、大学側としても安心感があるんです。金銭授受は論外ですが…
黙って受験すると却って”一言も挨拶無しで受験してくるとはけしからん”という印象を持たれる可能性もあります」

との解答が…

とすると問題は私の父親の大学に対する人脈が期待出来ないという点に尽きるだろうなあ。

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