@SchizghoeBillyをフォロー ツイート ブログ 失業とiPhoneと悔恨の日々: 2009年12月11日太田記念美術館へ行った

2009年12月17日木曜日

2009年12月11日太田記念美術館へ行った

例によって
失業保険の雇用認定日に出かけたついでに、何とか体力気力を振り絞って
特別展示浮世絵の雪景色
(↑
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/H2112%20snow%20scenery.html←こーいうの勝手に貼っていいのか、この辺はしろーとなのでよくわからん)


を見に行くことが出来た。
どういうわけかこの私、東京は葛飾区生まれの東京育ちのクセに物心つく前から雪が好きだったらしい。本棚の書物を床にぶちまけて雪だー雪だーと1人で騒いでいた記憶は断片的に残っている。
もちろんその後その心情を理解出来ない(普通そうだろう)母親からこっぴどく叱られたようだがその辺の記憶はいい加減である。


展示品は肉筆画や摺り物など。忠臣蔵関係が2点しかなかったのは時期的に意外だったが、もっと残念だったのは今回の特別展の図録が製作されていなかったことである。


雪好きだから病身をおして来場したのにー(盆、)


そこで何だか意地になって作品のメモを取り始めたのだった…
途中手帳に備え付けてあったボールペンのインクがかすれだしたため、持ち歩いているフリクションを取り出しなおも下らんメモを綴り続けた。





























とはいへ全部ではない。2階の壁面の作品をメモし終えた後、背後のガラスケースに入った上から眺めるタイプの展示には気が付いていたが、その時にはもう飽きていた。ので手帳とフリクションはしまい、今度は浮世絵を眺めることだけに専心した。


作品は全体的に後期のものが多いせいか、色彩や紙の捺しなどの陰影が美しいものが目に付いた。


何故か犬の姿が描かれた作品が妙に目ついた。
耳の立った中型〜大型犬である。
不思議に思ったのは、どの犬も尻尾を巻いて上げていなかった点である。
当時の犬の立場を知る上で貴重な資料ではなかろうか。


帰りがけに、以前開催されていたらしい特別展のうち
月岡芳年の
『芳年—「風俗三十二相」と「月百姿」—』の図録を買って帰った。
図録一冊が堪える程腰痛が唸っていたが、まあものはついでだし…もう外出する機会もそう無いだろうし…







この日は2駅乗り過ごしつつ家路についた。

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