@SchizghoeBillyをフォロー ツイート ブログ 失業とiPhoneと悔恨の日々: 大晦日に大仕事

2009年12月31日木曜日

大晦日に大仕事

鬱状態の時細かい作業を続けたくなる人は多い。昔テレビで、被っているキャップに一面無数のボタンを縫い付けているおじいさんが出ていた。その人はうつ病持ちて、精神状態が沈んだ時にキャップにボタンを縫い付けているうちにボタンだらけになって町の名物になり取材されていたのだった。

私も以前から精神的に行き詰まった時に、無性に編み物がしたくなる時期がやって来る。マフラーだの帽子だの手袋・携帯ケースなど単純な小物を徹夜で編み続けるのだが、飽きるまでは作り続けるので出来の善し悪しに関わらず作品が溜まっていく。そこで他人に押し付けるのだが、一番押し付けたのは親戚である。

何年か前にも編み物制作意欲が高まり、当時はマイナーだったアルパカの毛糸で2mのマフラーや帽子制作に没頭し自分で使ったり親戚に押し付けたりしていたのだが、
突然今は亡き祖母が入院直前に「手袋を作って欲しい」とリクエストをして来た。
どうせなら役に立つものがもらいたいとのことだった。

当時の技はリブ編み(ゴム編みともいう)やケーブル編みだけで、直線で出来るマフラーやぐるぐる編んでてきとーなところで編み目を減らせば出来る帽子しか作ったことが無かったのだが、手袋は自分も欲しいと思っていたところなのでこの依頼を受けたのだった。
とはいっても5本指は難しいし時間的にも厳しかったので親指だけが独立したミトン型を作ることにした。

祖母への手袋は不格好ながら間に合った。もう何年も前の話である。

その後、今度は祖母と暮らしていた叔母が犬の散歩時に今使っている手袋の上からもう1枚重ねたいからと、素材は丈夫で扱いやすいアクリルで手袋を編んでほしいとリクエストをくれたので、いくつか試作品をつけて作って渡したのだった。

そのとき作った手袋を、手直しして欲しいと昨日12月30日に渡され、今編み直しの真っ最中である。今年中に出来ればそうしてもらいたいとの意向だった。
いつも世話になっている叔母である。やらない訳にはいかん。

もうすぐ午前6時だが、いまこんな状態である。




追記

今編み直し終わった…もう午後2時過ぎだ…正月が迎えられるぜ………

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