@SchizghoeBillyをフォロー ツイート ブログ 失業とiPhoneと悔恨の日々: 馬尾神経脂肪腫とペインクリニックへの旅路

2011年11月11日金曜日

馬尾神経脂肪腫とペインクリニックへの旅路

私の父親は、背中の痛みに悩まされている。最初近所の病院で脊柱管狭窄症と診断された。手術後も痛みが取れる確証は無いが、と手術に踏み切った。しかし手術当日、医師が突然中止を伝えて来た。どうやら診断に自信が無かったらしい。
途方に暮れたがしかし、そうもしていられないので、他の病院を探し、人伝に聞いた東京医科歯科大学附属病院を頼って診察してもらうことにした。ここでの診断は、馬尾神経脂肪腫。腰椎では脊髄が枝分かれして馬尾神経という多数の神経となる。腰椎の脊柱管内に発生する腫瘍は、馬尾神経腫瘍と呼ばれる。この腫瘍が脂肪であるものが馬尾神経脂肪腫である。
幸い悪性ではなかったが、髄膜の中の枝分かれした神経に脂肪がついているので、手術で除去するのは不可能だと宣告された。
ここから、ペインクリニックへと関心が移っていくのだが、東京医科歯科大学附属病院でも課は設けているが、例の無い症例だと医師が及び腰になり、断られてしまったのである。
病院からは痛み止めの飲み薬セレコックスを処方されただけだった。
次に隣にある順天堂大学附属病院に行き、2011年11月2日に初診を受けレントゲンを撮った 今ここ。次回の診察は一番早くて11月30日。MRIの結果を診断する筈なのだが、院内では予約がいっぱいで撮影が間に合わない。
そこで順天堂大学付属病院では検査を外注していて、父親も順天堂に程近いMRI撮影専門の施設に出掛けて行った。
病院からは検査機関の連絡先だけを渡され、予約の電話も患者自身が行ない、会計もそこの施設で済ます。患者は撮影したフィルムを受け取り自宅で保管して、順天堂病院へ診察に行く際に持って行って医師の診断を受けるのである。
父親がこの病院でペインクリニックを受けられるかどうか、分からない。もし駄目ならまた別の病院に、ドクターズショッピングへと出掛けなければならないのだ。
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画像は、検査施設の入っている新御茶ノ水駅ビルから見えるニコライ堂。
撮影したのは数年前かなあ。

追伸:馬尾神経腫瘍を手術なさった方の術・術後のブログをまとめられたページを見つけました。
このページにリンクを張る許可を求めたメールを差し上げたのですがお返事が無く、
日付が2005年とあるので、もう放置されたアカウントなのかと勝手に想像し、勝手にリンクを張らせていただきました。もしご当人様が気が付かれましたらば、是非ご連絡下さいますよう。草々
馬尾神経腫瘍 病気日記

1 件のコメント:

  1. ビリー様
    馬尾神経腫瘍 病気日記のにしきです。メール連絡、読みこぼしてしまい申し訳ありません。スパムメールなどに紛れてしまっていたようです。現在、リンク先のページは移動し、https://www.i-mate.ne.jp/nisiki/2019/10/babiall/
    になっております。今後ともよろしくお願いいたします。

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