@SchizghoeBillyをフォロー ツイート ブログ 失業とiPhoneと悔恨の日々: 順天堂大学付属病院は院内薬局で困った問題。

2011年12月3日土曜日

順天堂大学付属病院は院内薬局で困った問題。

順天堂大学附属病院は、院内処方であり院内薬局の窓口で処方薬が渡される。
私の父親は順天堂病院に通院している。話せば長いが(このページ参照 馬尾神経脂肪腫とペインクリニックへの旅路)、手術は不可能と判断され、余りにも痛みが治まらないので、新薬で今のところまだ2週間以上は処方出来ない「トラムセット配合剤」を処方されている。
一般的に痛み止めの薬は消化器官にダメージを与え、酷くなると胃に穴が開く事もあるので、消化器官保護用の胃腸薬を併用して処方される。有名な所ではロキソニン、ボルタレンなどがそうである(私の叔母は実際に胃に穴が開いたので間違いない)。
父はトラムセット配合剤用の胃腸保護薬として、ナウゼリンを処方されていた。
以前書いたかもしれないが、ナウゼリンは吐き気どめの薬として古くから使われている。胃腸にも存在しているセロトニン受容体に作用する薬だそうで、精神病系の薬を処方されている人は、同様にセロトニン受容体に作用する薬を飲んでいる可能性が多いので非常に注意が必要になるのだ。
ところが順天堂病院の薬局の窓口では薬剤師は何も説明せず。
父親が、この薬を飲んでからどうも便秘がひどくなったんだと窓口で訴えると、ようやく薬剤師が「トラムセット配合剤には便秘の副作用も報告されています」と白状した!
もちろん処方される薬にはそれぞれ効能効果・注意事項・副作用を記した説明書が着いて来るか、そこには便秘とは書いていなかったのである。
そりゃーインターネットとかで調べれば副作用の三つや四つ書いてあるだろうよ。
しかしウチの父親は携帯電話も持っていない情報弱者なのだ。
情報弱者である事について、本人に責任が問えるのか!?どーなんだ!
私が通院している帝京大学附属病院は、院外処方である。だから病院の周りには門前薬局が市をなしている。
外部の薬局は親切だ。私はアイン薬局に頼んでいる。
私は薬の数が多いので待ち時間はいつも1時間以内程度である。
しかし順番が来た後の薬剤師の応対は懇切丁寧だ。
飲んでいる薬に対してこちらが当たり前だと思っていた症状も、実は薬の副作用の可能性があるので担当の先生に聞いてみて下さいとか、その場で疑問点がある時は一旦処方箋を書いた病院の先生に電話で確認までしてくれる。まあ、その分時間は掛かってしまうのだが。
大学病院と一口に言うが、中身は全く別物のようだ。
院内紹介一つとっても、帝京大学は、今自分が掛かっている科以外で診察の必要が生じた場合、院内紹介はしてくれない。自分で他の科の受付に行って、予約を取る必要があるのだ。
その点順天堂病院は、自分が掛かっている科の先生がその場で他の科の先生に連絡を取ってくれて、予約してもらえるのである。
これは東京医科歯科大学附属病院でも同じだった。
帝京大学では、一番新しい電子カルテシステムを導入していますとは言っているが、患者の便宜は図ってもらいたいものだ。

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